ROCIO

JOURNAL

「原由美子のきもの暦」

April 16, 2019

The Others

少し間が空いてしまいましたが、皆さまご機嫌いかがでしょうか。

本日は、久しぶりにじっくりと読み込んでしまった本についてご紹介いたします。「原由美子のきもの暦」、ROCIOのバッグにも少し関わりがある本でして…

こちらの本は、雑誌「フィガロジャポン」で連載されている「原由美子のきもの上手」をまとめたもの。以前、こちらの連載の中で、ROCIOのバッグを使っていただいたことがありました。原由美子さんご本人のご指名により。

原由美子のきもの上手 フィガロジャポン2016年12月号
※掲載されている商品は、Twiggy Clutch NaturalCoco Handbag (dark green)です。

以前から、原由美子さんのことは存じ上げておりました。女性の憧れ、オードリーヘップバーンにお会いされたことがあると何かの本で読んで以来、お名前が頭の中に残っていました。後に、雑誌「アンアン」の創刊に参加されていたことを知って、さらに興味を持ったことを覚えています。

私の個人的なお話になりますが、両親が用意してくれた振袖、結婚を機に母が用意してくれた訪問着や色無地のお着物、若かりし時にドレスよりも着物が似合うと言われて以来(当時は、それが悲しかったです…)、なるべくお着物を着るようにしてきました。

そして、最近になって、着るからには知識をもって着たいという気持ちを抱くようになり、お着物についての本を購入して読んでみたり、デパートの呉服売り場でお話を聞いてみたり、先日は京都の老舗呉服屋さんの展示会にも足を運んでみたり。そんな中で、こちらの本の存在を知り、前述した通りじっくり読み込んでしまったというわけです。

お着物には色々なルールがあり、帯揚げや帯締めなどの小物、お着物と帯の合わせ方などのコーディネートについて、また柄や模様の意味やお着物の格によるもの、挙げるときりがありません。

少しだけ知識がついたことで、その知識によって雁字搦めになってしまっていた私でしたが、「原由美子のきもの暦」を読んで、お着物って楽しいというシンプルな気持ちに立ち返ることができました。

ドレスよりも着物が似合うと言われて、大切な場面で半強制的にお着物を着ることになって、切なさを感じた思い出は今となっては笑い話、日本女性に生まれたからには日々の生活の中でお着物を着る機会を増やしたいと考えております。

今後、お着物とROCIOのバッグとのコーディネートも掲載できたら…気長にお待ちくださいませ。